関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、11月10日(水)、関西外国語大学中宮キャンパスの谷本記念講堂で同大学短期大学部生600名余りを対象に「中国語・中国文化の魅力」をテーマに特別講座を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、対面とオンラインのハイブリッド形式での実施となりました。
第1部では北京語言大学など、中国の大学での留学生活、関西外国語大学孔子学院の歴史と日頃の活動、HSK試験について紹介。また、王静准教授(北京語言大学)からは、中国語と英語を交えて北京語言大学の紹介がありました。
第2部では、中国の地理、人口、世界遺産、中国語のピンインや声調、日中の漢字の違いなどについて紹介。発声練習では同じ音で異なる声調の「麻妈妈骂马吗?」という文章を声に出して読んだり、中国語でハッピーバースデーの歌「祝你生日快乐」を歌ったりすることで、難しいと思われがちな発音を楽しく学びました。「学長」「高等学校」「女装」といった中国語と日本語で意味が異なる同形異義語について紹介されると、学生からは驚きの声が上がりました。オンラインで参加している学生は、チャット欄を活用して質問や回答を送信。時折行われるミニクイズでは、対面で参加している学生よりも早く正解が出ることもあり、ハイブリッド形式であっても距離を感じない、和気藹々とした雰囲気となりました。
講座の最後には、本日の講座内容の復習を兼ねたクイズを実施。クイズゲームアプリの「Kahoot!」を使って四択問題を出題し、各自スマートフォンで回答する全員参加型のゲームで会場は熱気に包まれました。このゲームでは正確さと回答スピードを点数化し順位を決定します。会場ステージ上の大きなスクリーンには、一問終了するごとに順位が表示されるので、その度に一喜一憂する声が会場内を盛り上げました。今回の特別講座を通じて学生たちの中国語や中国文化に対する興味・関心が一層芽生えたようで、講座開催の成果を感じ取ることができました。
孔子学院では、様々なイベントを企画・実施していきます。短大生の皆さんも是非参加してください。スタッフ一同、また皆さんと一緒に中国文化に触れ、中国語を学ぶ機会を楽しみにしています。